Tool Box 手作りキット
Handsewn Kit
手縫いで作る作製キットです。作業に必要な工具と材料がセットになっています。
Tool Box
作業に使った工具をそのまま収納できるツールボックスです。その他家にある工具を十分に入れられるサイズです。
Stay Home
お家時間で作ることができます。休日にのんびりとレザークラフトに向きあう時間をどうぞ。
About Leather

タンニン鞣しの厚さ3mmの極厚の牛革を使用します。
タンニン鞣し(なめし)とは、植物に含まれるタンニン(渋)をタンパク質コラーゲンと結合させて古くから行われているなめし方法で植物タンニンエキスが使用された伝統的な加工方法です。
本革のため、革表面にさまざまな表情があります。
バラ傷(枝などでついた傷)・色ムラ(染色の濃淡)、血筋(血管のあと)、トラ(部位などによるシワ)などがあります。
牛が生きていた証として、そのまま使用しておりますので、ご了承ください。
Color & Size
Kit Contents

- 革(本体) 1枚
- 革(左右サイド) 2枚
- 革(ベルト) 1枚
- 革(ベルト固定用) 1枚
- ステッチ糸 約160cm 2本
- 菱目打ち 1本
- 縫い針 3本(予備1本)
- 抜き板 1枚
作業手順
1.左右のサイド革に菱目打ちで穴をあける
付属の菱目打ちと抜き板を使用して、ハンマーで菱目打ちをたたいて、穴をあけていきます。
サイド革の裏面には、あらかじめ端から5mmのところに薄っすらと線が引かれています。
このラインに沿って、菱目打ちで穴をあけていきます。
サイド革は、左右対称ですので、どちらでも大丈夫です。
この工程での
- 革は、床面(革表面がガサガサしている側)を上にして、穴をあける。
- 穴あけのスタートは、一目外してスタートする。菱目打ちの1目と2目の中間ほどに革の端がくるような位置に菱目打ちを当てる。
- 菱目打ちは、垂直に立てて、ハンマーでたたく。
- 菱目打ちは、2つ目ずつ穴をあける。付属の菱目打ちは4目なので、1度で4つ穴をあけることができますが、あいた穴に菱目打ちを2つ入れて、次の穴あけをしていきます。こうすることで、まっすぐに穴をあけやすくなります。
- 穴の目数は、1列あたり19目になります。
2.ベルトとベルトループに穴をあける
ベルトとベルトループに菱目打ちで穴をあけていきます。
ベルトは、穴をあける位置に2列分の目印がつけてあります。
ベルトループは、端から5mmの位置に両端に穴をあけます。
この工程での
- 革は、銀面(革表面がツルツルしている側)を上にして、穴をあける。
- ベルトには、あらかじめ穴をあける位置の目印がついています。目を凝らしてみてください。
- ベルトループは、端から5mmのところに線がうっすらと引いてありますので、その部分を菱目打ちで穴をあけていきます。
3.本体に穴をあける
本体に菱目打ちで穴をあける。
本体の両サイドに端から5mmの位置に軽く線が引かれています。
そこを菱目打ちで1の工程と同様に穴をあけていきます。
スタートは、菱目打ちの1目と2目の中間部分を革の端に合わせるようにします。
本体には、ベルトループとベルトを取り付ける位置にも、軽く目印が付いています。目を凝らして見てください。
この工程での
- 革は、銀面(革表面がツルツルしている側)を上にして、穴をあける。
- 穴の数は、60目になります。カウントしていきましょう!少ない場合は、あければよいですが、多い場合は、穴が余ってしまいます。
なぜ60目なのか?
サイド革の1列が19目で、3列で57目。
サイド革が3列。列の間を1目とカウントすると、2目。
本体は、縫い終わりをサイド革の端をまたぐように縫うため、1目必要。
計算式 : 57目 + 2目 + 1目 = 60目
サイド革は、57目
本体は、60目
となります。
4.ベルトとベルトループを縫い付ける
ベルトの縫い付け
本体とベルトの革を合わせて、縫い付けます。ノリは不要です。
波縫いの要領で縫い付けます。本体の裏面の1番上の穴から針を入れて、ベルトの1番目の穴に裏から入れます。
そのまま2番目の穴に入れ、本体の裏面に針を出します。
波縫いの要領で、次の穴に針を入れていきます。
往復して、最後の糸始末は、本体の裏面で糸を固結びします。
結び目に木工用ボンドをつけて、ハンマーでたたいてつぶします。
ベルトループの縫い付け
ベルトと同様に波縫いの要領で縫い付けます。
この工程での
- 波縫いの要領で、1本の針で縫います。
- 糸始末は、表からは見えない部分(目立たない部分)になるため、固結びで大丈夫です。気になる方は、返し縫いをしても良いかと思います。
5.本体とサイド革を縫い合わせる
本体とサイド革を縫い合わせます。
1本の糸の両端に針を取り付けます。
1つ目の穴から針を入れて、左右の糸の長さを均等にして、スタートです。縫い始めは、返し縫いします。革の端をまたぐようにします。
ひらすらに縫います。
1列目の終わりは、端をまたぐようにして1目縫い、2列目に入ります。
サイド革の2列目から、今までの平面から立体になってきます。2列目と本体をクリップで挟み、立体を作りながら、縫うと縫い易いです。
3列目も同様です。
縫い終わりも返し縫いをします。切った糸端には、木工用ボンドをつけて、糸目を穴に押し込みます。
この工程での
- 糸の両端に針を取り付けます。
- キレイに縫うためには、常に同じリズムで縫うことが大切です。左右から入れた針の位置関係を常に同じにしていけば、キレイな縫い目になります。
6.完成
必ず お願いいたします。
本キット以外にも、必要となる工具がありますので、ご用意お願いいたします。
- ハンマー(金槌)
- 木工用ボンド
- 目打ち
- クリップ
・ご注文後のキャンセル、返品は受け付けておりません。
・本商品はセット販売となり、内容物の単品での販売は行っておりません。
・ネットでの販売商品となりますので、実店舗では販売しておりませんので、ご注意ください。
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